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開催期間
2000年11月8日(水) ~ 2001年2月11日(日)
甲州印傳の際立った特色は、その模様の美しさと豊富さにあります。 漆付け、燻、更紗などの技法により、鹿革に施された模様は多種多様です。
印傳屋には、古くから親しまれてきた植物・鳥獣・風物・幾何学文などの 模様が数百種類も伝えられています。これらの伝統模様は主に「花鳥風月」に象徴される自然美が基調であり、自然の彩りや四季の風情に敏感な日本 人の感性が生み出した造形美です。 なかでも草花模様は最も豊富で、衣服、調度、什器、武具などに多用されてきました。塩山市・菅田天神社の国宝「小桜韋威鎧」にみられるように、小桜、菖蒲などは武将の甲冑を飾る模様としても好まれました。また松や 瓢箪など吉祥・厄難よけにちなんだ模様の多さも特色です。 甲州印傳には、 精緻な技法を駆使してこれらの多彩な模様が表現されています。
印傳屋では、永い時を経て洗練されてきた伝統模様や色彩を大切に継承するとともに、時代の感性を反映する創作模様の開発にも努めています。 今回は、印傳の伝統模様の中から「小桜」・「菖蒲蒲」・「トンボ」を中心に展示し、併せて創作模様の代表的な作品などをご覧いただきます。
*この展示は終了しております。