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企画展 第6回 印傳の模様ー花 桜と菖蒲ー

開催期間

2001年3月1日(木) ~ 5月20日(日)

企画展 第6回 印傳の模様ー花 桜と菖蒲ー

甲州印傳を彩る伝統模様の中には、植物の模様が豊富にあります。その中でも小桜模様は人気が高く、年代を問わず親しまれています。
現在、桜は日本の国花にも指定されていますが、平安時代までは桜に関する資料は少なく、それ以後から詩歌に詠まれるようになりました。桜の趣きの潔さを好んだことから鎌倉時代になると鎧の一部である「桜威」、「小桜威」に模様として用いられました。桃山時代以降は桜が観賞用に栽培され始め、蒔絵や螺鈿を施した屏風絵・焼物・装束にも表れています。
一方、菖蒲模様は「菖蒲根」と呼ばれる健胃薬があることから邪気を払 い、疫病を防ぐいわれがあります。また、「菖蒲革」という藍染の革に菖蒲の 葉や花を白く表した革が多く見られます。それらは「勝負」・「尚武」に音 が通ずることに寄せて武具などに用いられました。
小桜模様・菖蒲模様は印傳屋独特の技法である「漆付け」・「更紗」・「燻」 の中にも取り入れられ、伝統技法として受け継がれながら新たな模様の製作の基盤として生かされています。
*この展示は終了しております。