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開催期間
2003年3月2日(日) ~ 5月25日(日)
印傳の模様には、直線や単位模様の配列の仕方が縦や、横や、斜に構成されたものが多く伝えられています。
複数の直線が平行に配列された縞模様はその代表的な例です。垂直に表わされた縦縞、水平の横縞、斜の斜縞が基本になり、線の太い細いや本数によって様々な変化のある縞模様が構成されます。また、縦と横の直線が交叉した格子縞や、斜に交叉した模様もあります。
縞は、南方の島々からもたらされた織物の一種で、茶人にもてはやされ、江戸時代になると粋や渋好みを反映して町人の着物にも用いられて流行しました。
縞模様を表す印傳の典型的な技法が燻による糸掛けです。鹿革に糸を巻き藁の煙で燻し、糸を取り去ると抜き柄として縞模様が表れます。三本の糸目を一定間隔で配置する三本縞 と、糸を一定角度で交叉させる交叉縞は印傳屋の特技です。
漆付けによる模様にも縦・横・斜の構成が数多く見られます。小紋その他の様々な単位模 様や繋ぎ模様も配列によって整然とした構成となり、視覚的にすっきりとした明快な意匠が生み出されます。伝統模様から創作模様まで、縦・横・斜の構成が活かされています。
*この展示は終了しております。