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企画展 第19回 開館五周年記念展ー新収の印傳古典作ー

開催期間

2004年9月12日(日) ~ 11月28日(日)

企画展 第19回 開館五周年記念展ー新収の印傳古典作ー

印傳博物館は甲州印傳を中心とした鹿革工芸に関する作品・資料を収蔵しています。開館五周年を迎え、今回は新たに収集し寄贈していただいた古典作の中から代表的作品を展示しています。
甲州印傳の特徴である「燻」「漆付け」「更紗」の鹿革装飾技法は今日まで脈々と受け継がれており、特に革の加工は昭和前期までは伝統的工法が忠実に反映されています。
袋物は甲州印傳の始まりともいわれ、合切袋・信玄袋・弓懸袋などがあり、様々な模様が施されています。また着物の帯に下げる提げ物として巾着や早道が伝えられています。
莨入れは江戸時代から盛んに作られるようになり、細部にわたり高度な工芸技術と洗練された意匠が見られます。
財布は鼻紙袋から発達したといわれ、二ツ折や三ツ折などの形式があります。甲州印傳の三ツ折は「三ツ巻」と呼ばれ広く知られていました。実用性と装飾性を兼ね備えた創意工夫 は現代の財布づくりにも活かされています。
服飾品としては江戸町人の伊達着としてもてはやされた革羽織をはじめ、火事頭巾・革足袋などがあります。
この他、燻革や白革で作られた蹴鞠など鹿革の特殊な利用例を示す作品も展示しています。 第二室では、開館より全十八回にわたる企画展示をパネルによって再構成し紹介しています。模様・技法・素材・用途などについて多角的な観点からテーマをしぼり、印傳の伝統と新しい可能性を追究した足跡をご覧いただきます。
*この展示は終了しております。