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開催期間
2008年6月8日(日) ~ 8月31日(日)
「更紗」はインド・ジャワ・タイ・ペルシャ等からもたらされた模様染です。 印傳の更紗は型紙を用いて鹿革に色彩模様を表す技法を指します。まず白革を様々な色に染め上げる地色染めを行います。裁断された革の高低差を整え、革と型紙のずれを防ぎ、細心の注 意を払いつつ、力の加減を調節して色を重ねていきます。地色となる革とこれに表される模様の染料との組合せにより、色彩は多様化します。また燻技法を施した革に染料を重ねたり、仕上げに漆付技法を取り入れる等他の技法との併用も行われます。
サラサは西インドの地名に因んだ名称その他諸説があって「更紗」の語源は定かではありません。手描きや型染めにより物語・人物・鳥獣・草花等色使いも豊かに描かれています。日本には十六・七 世紀頃から南蛮貿易によってもたらされ、異国情趣あふれる華やかな模様が大名・茶人・富裕層の間で珍重されました。国内の染織にも大きな影響を与え、江戸時代に入ると京都・堺・長崎・鍋島等で「和更紗」が作られました。用途も下着・布団・風呂敷等に多用され、広く知られるようになりました。模様も当時の好みを反映し、日本独特の更紗が生まれました。
熟練した職人の技と入念な仕様による印傳の更紗の製品は、現代も広く愛好されています。
*この展示は終了しております。