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企画展 第2回 印傳の型紙ー極小文の技と美ー

開催期間

2000年1月30日(日) ~ 4月9日(日)

企画展 第2回 印傳の型紙ー極小文の技と美ー

印傳を製作する上で欠かせない道具の一つに型紙があります。印傳の型紙は着物などの模様を染めるのに用いる「伊勢型紙」を使用しています。産地として知られている三重県鈴鹿市白子町に特別注文をして印傳屋専用の型紙を入手しています。古い歴史を持つ伊勢型紙は、江戸時代に紀州藩の保護を受けたことによって発達し、その製法・加工は印傳と同様に伝統技術として現代にも受け継がれています。
型紙は、美濃和紙を柿渋で固めた型地紙に彫刻刀で模様を彫り表します。
代表的な彫りの種類として、引彫り・突彫り・錐彫り・道具彫りの四種類があります。彫刻に使用する道具も職人自身が製作する場合が多く、模様によっては 数十種類も道具を必要とすることもあります。これら極小の模様作りは精細な手仕事であり、高度に熟練した技術と根気を要します。模様は、草花・鳥獣・風物・ 幾何学文など多様であり、吉祥などに由来する伝統的小紋から創作模様まで多種にわたります。 印傳は、精緻な技で彫り抜かれた型紙を通して、鹿革に漆をのせる手法により、 繊細な美を表現しています。
*この展示は終了しております。