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開催期間
2001年9月7日(金) ~ 11月25日(日)
印傳には、四季の風情を映した動物や植物の模様が種々活かされています。
トンボは古称を「あきつ」といい、『万葉集』にも詠まれています。「あきつしま」といえば日本の国を指し、大和の枕詞としても使われています。 トンボの模様は、古くは弥生時代の銅鐸にも見られます。また「勝虫」と呼ばれて武人に好まれ、武具や装束の模様としてもてはやされました。菊は秋を彩る花として、その姿も香りもこよなく愛されてきました。中国では、古来不老長寿の効があるとされ、菊水や菊慈童の物語も伝えられ、日本では菊を「齢草」とも呼びます。菊の模様は鎌倉時代に大いに 流行し、表菊・裏菊・横菊・蕾等の形は後世まで永く伝えられていきます。近世初めには、秋草を絵画的に描いて菊桐紋を散らした大胆な意匠構成も見られます。菊の模様や紋章の形は多種多様で、衣装や工芸品を飾って永く親しまれています。
トンボ模様も菊模様も、現代では季節を問わず印傳を飾る代表的な柄として愛好されています。
*この展示は終了しております。